・マナーアップ戦隊マナブンジャーショー 鉄道マニアはアニメマニアや特撮マニアと結構かぶっているものですが、そんな人々の間で密かに人気沸騰中なのが、阪急電鉄の伝説のヒーロー「マナーアップ戦隊マナブンジャー」。阪急の社員さんたちが手作りで作っているらしく、単なる子ども相手にとどまらず、大人でもついついニヤッとしてしまうポイント満載。阪急で使われているチャイムやメロディーが効果音として使われており、マニア受けもばっちり。手作りならではのべたな演技と関西弁も楽しいこのショーをご紹介します。 |
![]() |
![]() |
![]() |
結構みんな知っているらしく、かなり多くの人が集まっていた。同僚の活躍(?)を見に来たっぽい阪急の関係者も多い。今回は放置自転車がテーマ。 | 着ぐるみショーといえば「おねえさん」。むちゃくちゃ慣れていたので、彼女だけは本職かと思ったが、あとで写真を拡大してみると名札に「車掌」の文字が。 | 奥さんとの待ち合わせに遅れそうなマサル君。「自転車を放置したって大丈夫やで〜、たぶん」と悪の集合体イーブルイデアの甘いささやきが…。 |
![]() |
![]() |
![]() |
イーブルイデアの誘惑に負け、マサル君は怪人チャリホーチーに変身。マナブンジャーから「マサル君、またじゃないか。君も懲りないなあ」と諭される。 | 「戦隊だけど、いろんな事情でいまは一人なんだよぉ」。怪人に倒されそうなマナブンジャー。そうだ、ここにいるみんなが戦隊の一員!声援で応援だ! | みんなの声援により、ベルトのSTACIAカードに「チャージが完了しました」。こうしてマナブンジャーは勝利し、マサル君も元の姿に戻ったのでありました。 |
・工場見学会 「工場見学会」と銘打っているとはいえ、単にみせるだけではなく、さまざまな趣向を凝らしていました。大人は機械や工場の仕組みを見て楽しみ、子どもはさまざまなイベントやアトラクションを楽しむことができます。鉄道というのは日々、ほっておいても同じ時間にきちんと運行されている気がしますが、それは多くの人の手で支えられていることを改めて実感しました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
工場見学会と言っても、ルートなどがあるわけではなくどこからでも入れる。中は相当広く、混雑もしているので迷子には注意が必要かも。 | 行列がすごかった「オリジナルカレンダー製作」。1組ずつ撮影するので時間もかかりそう。小学生以下を含む家族限定のため、鉄ヲタくんは対象外。 | 昔、宝塚ファミリーランドにあった「電車館」の展示品が正雀工場に保管されている。鉄道博物館ブームもあり、阪急でもまた復活してほしいもの。 |
![]() |
![]() |
![]() |
小さい写真では質感がうまく伝わらないが、はげはげのマルーン色。阪急のマルーン色は、戦前の阪神モダンの歴史を今に引き継ぐ気がしている。 | 35tクレーンの実演。係員の人は見た目簡単にこなしていたが、気を使う作業だろう。台車・モーターが付いていないので、かなりがらんとした印象。 | ここは車両装置と部品のコーナー。その奥は「表示幕でビンゴ」。その奥は、台車の前で整備士の服を着て記念撮影。部署ごとにコーナーを出展? |
![]() |
![]() |
![]() |
ここからはちょっと気になった鉄道部品を適当に撮影。まずは連結部の「幌」。確かに、これが破れていたりしたら非常に怖い。重要な部品である。 | ありがちな写真ではあるが、列車の車輪(軸付き)。実は銀色のものと鉄色(?)のものとがある。この横には軸なしの車輪ばかりが並べてあった。 | モーターだろうか、「能勢電鉄預かり品」とある。傍からは阪急と同じ会社に見えるが、やはり別会社としてきちんと区分されているのであろう。 |
・模型運転など 入り口そばにあるA棟2階では模型運転会などが行われています。模型運転は事前抽選制。プラレールは当日受付ですが、すごい行列でした。これも「電車館」から持ってきたのか、阪急の古い電車の模型もひそかに飾ってあります。また、英語教室無料体験などもおこなわれているようです。 |
![]() |
![]() |
![]() |
9か所に分けられており、確か10分で交代。それほど珍しいとも思えないのだが、子供に遊ばせてやりたいという親心なのでありましょう。 | HOゲージの鉄道模型。鉄道会社にはマニアが多いと聞くが、そういう人が担当しているのだろう。阪急はともかく、なぜか「はまかぜ」が走っていた。 | 車庫で体験試乗中の100系(P−6)の模型。これも「電車館」にあったものなのだろうか。他には、創業当時のレールなどが飾られていた。 |
・その他屋外イベント 試乗会や工場見学会の他に加えて、さまざまな屋外イベントが開かれています。家族連れにはなかなか楽しめるのではないでしょうか。朝早いうちはそれほど混んでいませんでしたが、12時過ぎにはどこも結構な行列ができていました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
タクシーは大人気。普段手を触れられない自動ドアやメーターをいじることができる。バスの方は1回あたりの人数が多いからか、結構流れていた。 | 緊急時(事故とか?)に出動する業務用自動車の展示。おそらく、子どもたちにはパトカーとの違いが分からないだろうなあ…。 | 教習所前の写真撮影パネル、列車種別が「日生エクスプレス」。知る人ぞ知るものを出してきましたね…。マニアックな作成者が思い浮かびます。 |
![]() |
![]() |
![]() |
食堂の開放などはやっていないが、簡単な軽食コーナーが出ていた。どこかの業者が入っている模様。安くも高くもない価格設定であった。 | その横には「ふわふわ」が出ていた。但馬でイベントをやっていたときもそうだったが、なぜか子供に大人気。今回も行列ができていた。 | 縁日広場と銘打っているが、お店はさほどない。工場とは思えない芝生の綺麗な広場と、修理中のメカむき出しの電車。一種不思議な気分を味わえる。 |
![]() 「マナブンジャー」はもとより、工場見学の各コーナーに至るまで、 職員の方自身も楽しんでやっておられるのが、とても印象的でした。 イベントはやはり、やる方も楽しまないと、本当にいいイベントにはなりません。 そんなことを思い出させてくれた「春の阪急レールウェイフェスティバル2009」。 また、秋にも行ってしまいそうな気がしています。 (2009年5月訪問、5月掲載) |