ロゴ 夏休みの旅行は、これで決まり!!!

TNT(Taukuba no Nazo Travel)が贈る、
疑惑と戦慄の街・つくば 1泊2日

格安!!! 大人お一人様 2.980円〜



デラックスプラン(トレモントホテル、または第一ホテル利用) 22.800円から
スタンダードプラン(筑波研修センター、または大学会館Annex利用) 9.800円から
エコノミープラン(宿舎談話室、または野性の森にてテント利用) 2.980円から


行程

1日目
東京駅八重洲南口集合→(首都高・常磐道利用・桜土浦インター下車)→魚に見つめられながら魚料理をご賞味→工業技術院地質標本館→筑波宇宙センター展示室→松見公園展望棟→すごいボリューム・BIG丼をご賞味→広々としたお風呂でごゆっくり→ホテルなど<泊>

2日目
ホテルなど→筑波大学にて朝食バイキング→筑波大学内自由散策→力がもりもり「体芸セット」ご賞味→テクノパーク桜(車窓見学)→(おみやげをどうぞ)→(常磐道・首都高利用)→東京駅八重洲北口解散


10のみどころ

1・魚に見つめられながら魚料理をご賞味
 「疑惑の街・つくば」ツアーはまずは腹ごなしからということで、「レストランと思えば水族館、水族館と思えばレストラン」の「つ○し」にご案内いたします。電話帳の「水族館」の欄に掲載しているだけあって、レストランの中には水槽がずらり... というよりも水族館の中で食事をしているようです。アマゾンのピラルクなどもいます。活き造りにしてもらえるかどうかは交渉次第と思います。圧巻ではありますが、仲間を食べている姿をつぶらな瞳でじっと見られているのにはなんとなく罪悪感を感じてしまいます。

2・日本政府の富を集めた地質標本館
 筑波の研究所の持っている展示施設の中でも一二を争うほど立派なのが、工業技術院の中にある地質標本館です。ここには数多くの岩石や化石が展示されています。また、「レプリカ」ということで宝石なども展示されています。ここは表向きは岩石などの標本館ですが、実は日本政府が亡命などする際に持ち出すための宝石倉庫なのです。ナチスドイツの金塊やダイヤの例を持ち出すまでもなく、いざというときに役にたつのはやはり金と宝石です。「首都代行都市」の金庫としてここがふさわしかったのでしょう。模造品というのも嘘で、実は全て本物です。じっくりご覧下さい。

3・パイロットになれるかな?宇宙センター展示室
 NASAじゃないよのNASDAです。ここにも展示室があり、いろんなものが飾ってあります。ここでの見所は「宇宙パイロットになれるかな」シュミレーターです。一見したところ旧式コンピュータを使った単なるクイズですが、実はこれに対する答え方で有事の際、パイロットに適性を持つものを探しているのです。もしすっと1回で全てをクリアしてしまうと、人気のない展示室に急に沢山の人が現れて、パイロットにするために連れ去られてしまいます。ご注意下さい。

4・照準としての栓抜きタワー
 松見公園内にある展望棟はその特異な形から「栓抜き塔」と呼ばれています。なぜこんな形をしているのか謎でしたが、実はこの建物は高エネ研の加速器を用いた高陽子砲を使う際に、照準として使われるという説があります。筑波山とこの栓抜きタワーを結んだ延長線上には大本営・松代や農林研究団地があり、このあたりに敵を集結させておいて筑波の最終兵器を使うのでしょう。テクノパーク桜に隠されている巨大ロボット用の武器という話もありますが、一部の熱狂的アニメファンが言っているだけでちょっと信憑性が薄い気もします。

5・食べきれないほどのボリューム・BIG丼
 こんなものすごい量、誰が食べるんだろう...と見たときには謎に感じるのがここラ○ラ○のBIG丼です。一見するととてもおしゃれなレストランですが、中に一歩はいると屈強な男達ばかり。各テーブルに無造作におかれたティシュペーパーとウスターソース。ここは首都機能代行都市の兵士達のための給食所なのです。ここのBIG丼は一度食べると、週に一度は食べに行きたくなるそうです。これをBIG丼中毒と言いますが、旅行者のみなさんは中毒にならないように気をつけて下さい。中毒になってしまったら仕方ないので、筑波に住んで下さい。

6・広々としたお風呂でゆっくりと旅の疲れを癒す
 170円を払って入るのが筑波大学の宿舎のお風呂です。ときどきぬるかったり、浴槽からお湯を汲んで体を洗う人がいるために浴槽のお湯がほとんどなかったりしますが、ひろいお風呂ですのである程度はのびのびとできるでしょう。おすすめは追越の風呂で、男女別のお風呂の上部がつながっているので、女の子の黄色い声を聞きながらお風呂にはいることができます。また、宿舎用の風呂と言うことで、ほとんどの利用者は18,19才です。彼らの若々しい裸体をひそかに鑑賞するというのも乙かもしれません。

7・旅の朝の定番・朝食バイキング
 最近、旅館の朝食はバイキング形式が多いですね。食べたい分だけ、自分の好きなものを選べるというのが好まれているのでしょう。(旅館の人手がかからないと言うのもあるそうですが。)「筑波ツアー」でも朝食はバイキングです。筑波大内の第2学群小食堂では毎朝バイキングをやっています。おかずを盛り放題、ご飯と味噌汁となぜかジュースまでついています。おかずに動物性蛋白が足りないと言う話もなくはないのですが...。常連さんが多く、みんなほとんど話もせずに黙々と食べて、急いで出てゆく人が多いです。そのあたりが、旅館のバイキングとはちょっと違うところです。

8・なぜか見所いっぱい、筑波大構内
 見所いっぱいの筑波大学構内を自由散策していただきます。見所としては、「自殺のメッカ・第三学群F棟」「江崎学長に会えるかも・本部棟」「皇室御用達の鯉達・2、3学群間の池」「アバトーンの舞台・中央図書館」「危険な池・松美池」「なんのために作った?・大学会館前のギリシャの柱」「筑波大情報管理システムの中枢・情報処理センター」「いざとなったら動き出す?・芸術専門学群棟の巨大ダビデ像」などがあります。警備員や「学内公安」に注意しつつご見学下さい。

9・あの選手も食べたかも。体芸セット。
 筑波大の自由散策をしておなかが空いたら、腹ごなしと行きましょう。筑波での最後の食事は、中外地や中山ゴンといった筑波大出身の有名スポーツ選手も食べたかもしれない「体芸セット」です。カレーライスと焼きそばという高カロリー・高炭水化物のこのメニューが、筑波大から有名スポーツ選手が輩出している理由かもしれません。なお、「体芸セット」というものの芸術専門学群の人はこれをほとんど食べないそうです。芸術の人も体育の人もジャージを着ていることが多いため見分けにくいですが、髪を紫色に染めていたり鼻にピアスをしたりしていればその人はまず芸術です。

10・がまに守られたニュータウン
 最後にがまに守られた街、桜ニュータウンを車中見学です。完全に計画されて作られたニュータウンにも関わらず、できて1年も立たないうちから始まった交差点での大渋滞。スーパー、ドラッグストアなど1地域に1店舗あれば十分なものがなぜか2つづつある不思議。まだほとんど人が住んでないにも関わらず、大量に存在するコンビニ。そして、そのような人間の営みをじっと静かにつぶらな瞳で見つめている石造りのがまの彫刻...。その怪しさは車中からでも十分理解できると思います。今後の筑波の方向性を暗に示している、このニュータウンを最後に「筑波の謎ツアー」はとりあえず終わりです。



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これはフィクションです。おそらくフィクションだと思うのですが...。
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