つくばチェック・1

あなたの筑波マダム度チェック!



 以下の質問にいくつ当てはまるかを数えて下さい。ちなみにボーナスポイントも、1点と数えます。


  1. 夫は学園都市の研究所に勤める。

  2. 子どもは2人である。 (ボーナスポイント・男の子と女の子。)

  3. 家には夫用と自分用に車が2台ある。

  4. 自分用の車は軽かマーチである。 (ボーナスポイント・もう一台はRVである。)

  5. 週末に家族でテニスをすることがある。

  6. 夫とは大学のサークルで知り合った。 (ボーナスポイント・テニスサークルか管弦楽団)

  7. かつて1、2年ほど海外に住んでいたことがある。

  8. 筑波の中心部の公務員住宅に住んでいる。

  9. 家にバーベキューセットがある。

  10. 今の所、パートをするつもりはないが、するとすれば研究所の事務でもと思っている。

  11. なんとか英会話はできる。

  12. 何か楽器が弾ける。 (ボーナスポイント・それはピアノかフルート)

  13. 自民党・新進党よりは、民主党支持だ。

  14. 子どもには3つ以上の習い事をさせている。

  15. 夫の職場へ忘れ物を届けたことがある。

  16. 夫の同僚の奥さんの顔がかなり分かる。

  17. おいしいランチのあるフランス料理店を2、3軒知っている。

  18. 家族で食事に行くなら、珍来よりファミレスだ。

  19. 夫は修士号or博士号を持っている。

  20. つくばに一生住む気はあまりない

     


★20点以上の人
 もはやあなたは筑波以外の地には住めません。ここにいるしかない、ここにしか住めないのが今のあなたではないかと思います。まあ過剰適応もよいものです。しかし大半の研究者はそのうち年をとれば使いものにならなくなり、東京の本庁や本社に戻ることとなり、筑波の地をあとにするのです。それにはたしてあなたが耐えられるかどうか....ひたすら時間が止まることだけを祈るしかないでしょうね。


★15-19点の人
 かなりの筑波マダムぶりですね。普段のお買いものはジャスコかダイエー、カスミ。日曜日には家族で ジョイ本、時には西武にお出かけ。晴れたら、お弁当を持って、車に乗って、松見公園や万博記念公園へ。あなたの日常は以前のホームドラマにでてきたアメリカ中産階級の日常をほうふつとさせまし、おそらくあなた自身もそんな日常に酔ってしまっているのでしょう。あなたは幸せなはずです。夫や子どもや筑波の街に何もおこらなければ、このままずっと幸せのままでいられるかもしれません。


★10-14点の人
 一応筑波住民としてのアイデンティティーはあるけれど、まあそのうち転勤するかもしれないし...というのがあなたの状態かもしれません。たしかにたいていの人にとって筑波研究学園都市は仮の宿にすぎません。あまりにも「筑波化」してしまった人を冷静な目で見つめつつ、かといって時には適当に筑波的生活を楽しんでしまったりする。あなたは非常に冷静な人なのかもしれませんね。でも、あなたは筑波だけじゃなくて、どの街に行っても「お客さん気分」が抜けない人なのかもしれません。それがちょっと気がかりです。


★5-9点の人
 なんか違和感を感じながらも、何とかここで生活している...という状態なのではないかと推測します。確かに遊びに行こうにも遊ぶ場所がないし、あっても知り合いに必ず会ってしまうし、筑波には気分を発散できる場所が少ないですよね。そんなあなたは週に一回は必ず東京にでることをおすすめします。また、逆療法として旧村部の公民館で開かれている「大正琴講座」「長唄入門」などの講座を受講して地元民とお友達になり、すっかり茨城県民になりきってしまうのもいいでしょう。


★0-4点の人
 あなたは一刻も早くこの地を去るべきです。筑波研究学園都市はあなたには全くあっていませんし、むしろあなたの人格に大きなダメージを与えかねません。高速バス特急つくば号か、常磐線特急ひたちで、いますぐこの地を後にして下さい。何も案ずることはありません。夫は単身用宿舎にでも放り込んで置けばよいのですから。


 



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これはフィクションです。おそらくフィクションだと思うのですが...。
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